当院では診察室2室にそれぞれ1台、処置室に1台、計3台の「超音波診断装置(エコー)」を常設しています。
靭帯や腱などの軟部組織疾患の診断、単純X線では確認が難しい骨折の診断などの補助となるように用いています。足関節捻挫に伴う靭帯断裂の診断には欠かせない診断装置であり、特に小さい子供さんの足関節捻挫では、エコーでしか確認できない剥離骨折もありエコーを用いた確実な診断が望まれます。また、これまではMRIを必要としていた腱板断裂などの診断もリアルタイムに行うことができます。
肩関節腔内注射、手根管内や腱鞘内注射、仙骨ブロックなども超音波ガイド下に行うことで、より確実に注射ができるように心がけています。