手のしびれの原因

  1. 手根管症候群、肘部管症候群など末梢神経の圧迫によるもの
  2. 頸椎での神経障害
  3. 糖尿病や循環障害などによるもの
  4. その他

手、指のしびれやジリジリした痛み、特に夜中や朝方の手指のしびれや痛みで目が覚める方もいらっしゃるかと思います。
手、指のしびれや痛みの原因は、首や胸の疾患によるものもありますが、“うで”における神経の圧迫が最も多い原因です。“うで”の中でも、神経が圧迫される部位として最も多いのが“手首”です。手首のつけ根のトンネル(管)での神経圧迫を手根管(しゅこんかん)症候群といいます。親指、人差し指、中指、薬指のしびれ、ジリジリした痛みを感じ、手をよく使った翌日に強く感じます。手指が腫れぼったく、朝から指がこわばって動かしにくいこともあります。このような症状を長く放置していると、親指の付け根の筋肉がやせてきて、ボタンはめなどの細かな動作が出来なくなります。しかし、首からの症状と診断されて治療が進まない場合もあります。
当院では、院内で神経生理検査を行い迅速に診断出来ます。
症状が改善しない場合には、手術も必要になります。神経の圧迫を開放する手術を行います。以前は数センチの皮膚切開をして手術を行っていましたが、当院では“内視鏡”を用いて、小さな傷で、小さなダメージの”関節鏡視下手根管開放術”を行っております。手術時間は20分程度の日帰り手術で行うことができます。小切開、小ダメージであるため、早く日常生活に戻ることが可能です。
現在までに約500例の関節鏡視下手根管開放術を行ってきました。もちろん、症状に応じて、内視鏡を用いず、直接見ながら手術する場合もあります。
皆様の症状が少しでも軽減されるようサポートしていきますので、どうぞお気軽にご相談ください。

関節鏡視下手根管開放術

神経伝導速度測定

専門家である当院にご相談ください。

おひとりでも多く元気になられるように
今回、このような経験を踏まえてできるだけ多くの患者さんに「日帰り手術」や専門的な整形外科治療を受けていただきたくクリニックを開院しました。 整形外科疾患に苦しんでおられる皆様が、おひとりでも多く元気になられるよう当院もサポート致します。

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